大丈夫です。 2007年05月05日(Sat)

  昨夜から全然寝れなかった。

頭の中の砂嵐がやかましくて。

声を出したいのだけど、口を開けば砂が入ってきて始末が悪いのは目に見えてるから、ただ口を閉じてやり過ごした。

・・・朝になった。
砂嵐は変わらない。

そして窒息。

愚かにもタガが外れてしまった。

次の瞬間、自室四階のベランダの手摺りに立ちあがった。
景色なら平面な絵でしかない、どうだっていい。

そこに向かって何かが『ワッ』っと出かけたけど最後の一枚がそれを許さなかった。

不意に心が頼りなく浮いた。

ふと気がつけばアンタは僕を止める事もなく、何もないみたいに隣で手摺りに頬杖をついて、一言だけ言ったね。
その言葉を耳にした後、平面だったはずの絵に目を向けたらさ、それは素晴らしい世界に変わって写ったんだ。

・・そのまま少し笑い合ったら、高い場所が急に怖くなって降りた。
向かいのおばちゃんの目も気になったし。

ところで砂嵐は消えてたよ。
大丈夫。


ねぇ、どうか何も考えてない奴を心配してやってください。
僕なら不安だから大丈夫です。

パパ、ママさようなら。



数年前亡くなった友達の言っていた事が今日、ようやく分かった。
 


息の仕方 2007年05月03日(Thu)

  ジュンヤって親友に一年振りに会った。
昨日、そろそろ『一晩泊めてくれ』って電話があるだろうと思っていたら本当にかかってきた。
特別、驚かない。いつも大体こんなだから。

毎度飲むと次の日がなくなるので、終電前に会う事だし軽くどっかで飲んだら部屋で飲み直しコースだろうなぁと思ったら・・・やっぱ甘かった。
例によって、BAR BOXでこの前入れたばっかのボトルを空け、タクシーで部屋に戻り、飲みっぱなし、喋りっぱなしで気がつけば出勤4時間前になっている始末。
まぁ、それはどうでもいいんだけど。

いろんな話しをしたんだ。

職場、お互いの転職、バイク、バンド、女の子。
(この文字の羅列って恥ずかしいわね)

俺の中で“謝らない生活をしている男”代表の彼。
(謝れないチンケな奴の事ではない)

なんか喋べってるとさ、段々と自分が戻ってくるのがわかるんだよ。一言単位で。

上京八年。
実はこの数カ月、この状況から何かを生み出すことに限界を感じて、敢えてギターを弾かなかった。
ギターを否定しかけたから弾かないって思った事すら忘れるのは容易だった。

でも結局、なんの延長の役にも立たなかった。


頑張る頑張らないの問題ではない。
間違いなく、ユカワの全ての物事は音楽って川の上に流れている。
逆らわなくて良い。


彼が帰った後、忘れっぽい俺が彼と飲みながらとったメモを眺めていたら突然、文字が浮かび上がってきた。

“困ったらギターに聞いてごらん。
今どこにいて、どこに行きたくて、何が欲しいか教えてくれるよ”

ジュンヤあんがとね。


まだやれる、まだ弾ける。

悩むのも必要だけど、事実、最終的に夜明けなんだ。


一先ず、
一個、大事だと思い込んでるものを捨ててみようと思う。
 


毛皮族 2007年04月12日(Thu)

  休日は職場付近に極力近づきたくないユカワですが、今日は特別。
お芝居を観るため意気揚々と歌舞伎町はシアターアプルへ。

毛皮族って劇団のお芝居を職場の同僚と観覧。

そもそも、その彼のススメで興味が湧いたのがきっかけだったんだけど、
“コーヒー&シガレット的な軽演劇”
ってキャッチがあって、一辺に観に行きたくなった。

入れば、ざっとキャパ1000人?位の劇場の前から二列目、良席!
ただ、三時間の長丁場という事で体力に不安を感じていたのだけど・・・

あっという間でしたよ、あっという間。

一見してみると華やかな彼女達(キャストの九割は女優+ニップレス!)の歌や演技に目を奪われ、名の通った劇場的に相応しい彩りを見せるわけだけど、
そこはかとなく展開される演出のフックが小劇場出身劇団特有のリスキーな空気感とゆるい座敷感をぷんぷん漂わせている、といった具合。(なるほど、コーヒー&シガレッツ!)

ま、それが商業的であろうがなかろうが、しっかりどっかに連れてってくれる以上、本当なのよね。

・・・それにしても、町田マリー嬢、可愛すぎ☆
田口トモロヲ氏、この方お芝居やるのね。と、思ったら13年振りの舞台だとか。

そして最後は三十人強で宝塚ばりのラインダンス!

もう無茶苦茶キュートなわけだよ!
いやぁ、一晩で恋したねぇ。アガッタ、アガッタ。


その後、近所のうな鐵へ。
男二人、ウナギと立山YK35をあおりながら、“おお!もうさ!ダンスが始まるとイイ香りがすんのよ〜!”とか“あぁ・・・可愛かった”しか喋ってない。
二時間飲んでてそれしか喋ってない。


あ!俺、今だったらキャバクラ楽しめるかもわからん!

や〜、太ったな。
 


PAPAPA 2007年03月31日(Sat)

  うちの弟が在籍するロックンロールバンドのライヴを観に、吉祥寺ブラックアンドブルーへ。

初めて来たハコなんだけど、ライヴハウス…というより酒場に近いかな(但し、爆音)。
到着した頃にはお客さんも適度に酔っ払ってたりして、空気が捌けているといった印象。

結構、良いコンディションの中で弟のバンドがスタート。

早速・・・ヒドイ!ヒドイのよ、演奏が!(笑)
オイオイ!純ちゃん(弟)!あんた俺よりギター上手いハズじゃん??
大体ボーカルのお兄ちゃんTバックで顔面白塗りだし。
あ、ムチで打たれてる・・・すんげー打たれてる。
あ、演奏中断した・・。
あ、マイクすんげーくわえてら。

・・なんというかバク転しようとして失敗して、アタマから“ぐしゃ”ってなったみたいなライヴ。

でもこれがねぇ、楽しかった☆
と、いうか嬉しかったのよね。

埼玉で自主コンサートやって、スウェーデンのロックバンドを完全にコピーし、衣装替えを二回もやってた学生時代の弟を思い出すと・・・


いやぁ、『ようこそ!』

今までで1番本当っぽかったわねぇ。

ニタニタ、ニヤニヤ☆
そんな事を繰り返していたら酔っ払い寸前。

いやぁ、熱病万歳!
それ疑わない様にしとこ。


純>終バスなら乗り遅れました。
 


Salyu 2007年03月01日(Thu)

  渋谷へSalyuを観に行ってきた。

以前から観たかった人だったわけだけど、実は最近出たアルバムと大好きで散々ッパラ聴いていた頃のアルバムとでは湿度の違いがあって、ライヴには一抹の不安を感じていたのよね。
でも行ったら行ったでツアーファイナルらしいステージでなかなか良かったのですよ。

“歌がウマイ”とか“ハイトーンがうんたらかんたら”とか言われてたりする彼女ですが、そんなんより『強靭な人だなぁ』といった印象。
デリケートな楽曲のイメージが強かっただけにちょっと驚きでした。見方変わったね。
個人的にはもう少しフックが欲しかったかもだけど、それはまた次回に期待という事で☆

う〜ん、素敵な夜だったわ。

その後、T氏にメールで呼び出されBar BOX。
ギネスを飲みながら風邪にかかっている事を実感。
もはやこの冬、何度くらわされているかわからん。


バーボンをストレートでやっつけてたらグラスの液体が小児用風邪薬に一瞬見えた。


ユカワ『良薬、口に苦し』

T氏『ソレ、薬じゃねーし』
 


三、四日前。 2007年02月25日(Sun)

  深夜23:30。先日から引きずっている微熱を感じながら、BOXのT氏とゴールデン街の交番で落ち合う。

『おぉ〜っ!!ユカワー!こっちだー!』

会っただけで大袈裟だなぁと思っていたら、なんでも偶然が重なり、ヤクザ屋さんと飲まざるをえない状況だったとか。
何とか振り切って来たとの事。

この方も巻き込まれる星の下に産まれた方なのね。
不謹慎にも内心ニヤニヤ。

最初に入ったゴールデン街のお店にはジャックダニエルが壁にカッツカツに並んでて、これがまたジャックが無茶苦茶似合い過ぎるマスターがいるお店だった。

思えば初めて自発的に飲んだウイスキーはジャックだった。
でも当時はウイスキーなんて飲んだ事なかったから受け付けなかったなぁ。
それから一切口にしなかったけど飲んでみたら凄くうまかった。
でも多分うまい成分はマスターがカッコ良すぎたからだろう。
また行きますよ☆

二軒目、既に酔いが回った身体を引きずって、二丁目の御苑に程近いバーでOLD CROW。
ふいにアルコール血中濃度が上がってく。

ふと壁を見る。エピフォン。

マスターにお願いして弾かせてもらったよ。
恐らく身体の温度だか気分だかが一番ギターを弾く時に都合が良い状態だったのね。

eelとパティスミスを歌った。少しふざけながら。

“湯川、ギターの弦っていうのは相変わらず最高の手触りだな”
って団長が言っていたのを思い出しながら弾いてたら、グラグラとし始めた。

(・・あ〜、アコギ欲しいなぁ、買ったらどうしよ、バーでナガシとかやるか。名前とか名乗らない、スナフキンみたいに。あれ?そういや俺、最近バイオリンが欲しいんじゃなかったっけ?いやさ、その前に唄の練習だろ、自信ねぇな。何にせよバイクは遠退くな。あ〜、しっかしアコギっておもし・・)
『ぅおいっ!ユカワ。お前が弦切る前に帰るぞ!』

ぱんっ。

―きらねぇっすよ。普段から女よりデリケートに扱ってるっつーの。
(・・・って言ったらライヴ見た人はどう思うかしら)

三軒目。最後にタコ焼きとビール。T氏完全にトリップ。

その後?T氏とカバディやりながら帰ったよ。

嗚呼、新宿ラプソディ。
 


水族館。 2007年02月22日(Thu)

  水族館に行った。
もう六、七年振り。

平日だからあんまり人がいないだろうと思ったら、やっぱりいなかった。

人が沢山集まってるのは、オレンジや黄色の魚達が泳ぎ回る水槽。

でもそんな人気者に彼女は目も暮れず、あんまり動かなくて、あんまり人気がない水槽ばっかり見て回った。

“人間は余計が多くてうるさいね”

それからずうっと、そんな調子で見てたら三回位溺れかけた。

子供の目線で水槽を眺めるのは感じ方が違うねぇ。

大きなマグロの水槽に近付くのはやめといた。
多分、台なしになるから。


―公園をふざけながら歩いていたら、お菓子みたいな優しいにおいがしました。

早いなぁ。もう春なんですね。
 


新宿LOFT 2007年01月16日(Tue)

  東京に出て来た頃から出たかったハコ、新宿ロフトに出演。

朝から緊張しまくり。
楽屋ではしゃぐ俺を見て
“オノボリさんかいっ!?”とゲンサン。

―わざとだよ。

もうね、そうでもせんとソワソワしてかなわんかった。

特にリハーサルの時、あの一松模様のステージに初めて上がる瞬間は何とも言えんかったよ。

演奏は個人的に余裕がなく粗かったなぁ、と少々に反省したけど・・・

“余裕のあるモノを表現だなんて!”
打ち上げに同席していただいた詩人、菊地肇さんの言葉。
そうなのよね。そもそも一芸を披露するわけではないしね。
(出来ても余裕のフリ位しかできません!
・・・でももうちょっと練習はちゃんとします、スンマセン)

ただ、しっかり分かっている事は
“乗り切った”のではなく

“やり切った!”

と、いう実感。

少しだけ見えた、そう遠くはない次の着地点。


打ち上げ後、どうしても三丁目のBar Boxへ行きたくて・・・。

ここを通して遊びに来てくれたお客さんとBassを飲んでいたら、漸く今日が終わっていく実感がやってきて不意に淋しくなった。

だけど、その気分が特別な時しか感じれない感覚だって俺は知っているから、そんな時間すら楽しかったよ☆

一月十五日。
色んな言葉を交わし合えた皆様。
大感謝ですよ☆


さて、ではそろそろユカワは新しい旅に出ますかね。

“いい日→旅立ち☆”
 


ケーキだとかロウソクだとか 2006年11月29日(Wed)

  落ち着き始めた深夜の職場。
更衣室から罵声が響いてきた。
見てみれば上司がその部下の襟首を掴んで殴りつけようとしてるじゃねーか!。
とっさに怒鳴りながら止めに入った瞬間、突然ロウソクの光が目に飛び込んできた。


・・・ケーキなんですけど。

嗚呼っ、ヤラレタ。俺とした事がこんな茶番劇に騙されるなんて。
(でもちゃっかり感激して不覚にもスタッフの顔が直視出来なくなったりしてたりする・・・ありがとよ!)

まぁ、ということで湯川洋一。また一つ歳をとりました☆

いやぁ、いくつになってもお祝いされるのは嬉しいものですね。


 思えば普段、生活していて窮屈に感じる事だとかって散々ッパラあったりするわけだけど、結局、人は人との関わり合いがあって生きていけてるなぁ、と最近よく実感してます。
その円が半径50pだろうが100Kmだろうがね。


ただやみくもにエネルギーだけを消費している・・そんな俺に感情の種を蒔いてくれる皆様。
改めて感謝してます!

とっ散らかって行きます☆
 


リンク 2006年07月30日(Sun)

  今年は梅雨が長かったからか、最近になってようやく夏がスタートした感じ。
毎日寝苦しい昼を過ごしてますわ。

この夏、愛車とのツーリングがラストランになりそうな予感がしているため、BAR BOXのマスターに信頼性の高いバイクショップを紹介してもらい、点検を依頼した。

整備後、以前からもう寿命だろうと噂され続けてきた愛車に跨がってみると、
これがまた走る走る!
スムーズに曲がる曲がる!クラッチはスパスパとキレるキレる!
吹き上がりも無茶苦茶良い感じ。

・・・コケたけどね。

ふと去年、ちょっとした人間関係の繋がりで知り合ったギター職人に修理を依頼した時の事を思い出した。
あの時も思ったんだけど、
色々な繋がりで広がっていくコミュニティのその中で
“仕事”を依頼するというのは、何より安心感と純度が違うなぁ、と。


湯川洋一 ギタリスト
必要なら呼んでください。
いつでも鳴る様に毎日準備しておきます。